- 看護師の給料が割に合わないと思った7つの理由
- 看護師の実際の給料問題
- 看護師の給料をアップする5つの方法
看護師を辞めてから思ったけど…
看護師の給料って割に合わなくない?!
働けど働けど給料は増えない。
営業のように緊急入院をとったからといって加算が付くわけではない。
コ◯ナでも加算少なかったのは内緒…
ということで、本記事ではリアルに割りに合わんぞ…と思った理由と、実際の給料問題。
給料がアップする5つの方法を具体的に解説します。
もやもやしている看護師の方に、少しでもプラスになれば幸いです。
看護師の給料が割に合わないと思った7つの理由
看護師の給料が割に合わないと思った7つの理由は以下のとおりです。
①華やかな仕事に見えて重労働
テレビやドラマでは光り輝く看護師のイメージが強調されがちですが、実際の業務は身体を酷使する重労働ですよね。
ナースのお仕事のようにキラキラして余裕があるかと思ったら大間違い。
ナースのお仕事知ってる?20代の子は知らないかも…
とくにご高齢の方は身体的な援助が主なので、清拭や陰洗、トイレ介助に入浴介助などが必要ですよね。
もちろんナースエイドさんはいるけど、重症患者は看護師が責任をもって援助します。
いやいや、いくらボディメカニクス考慮しても腰にきますわ…
本当に重労働過ぎて、看護師は腰や膝をいためている看護師って多いよね。
自分の身体、めっちゃがんばってる。
②体力がまじで必要
重労働だからこそ、体力がまじで必要です。
とはいえ、休憩もしっかり取れないことも日常茶飯事。
椅子に座ってゆっくり記録〜なんてことも出来ないこと多いよね
体力が必要だけど、体力回復せぬまま業務しているし、看護師の仕事って自分の身体を酷使しているわ…と感じます。
③メンタル強くないと心折れる
看護師ってメンタル強くないと(強く見せておかない)と心が折れませんか。
私は20年看護師人生の中で、何度も心折られました……
もちろん心が折れた分、メンタルが強くなっていったのかもしれない。
でもなかには心が折れても、なお攻撃してくる人もいますよね。なんでなんかな。
この給料でこんなにメンタルボロボロになって…と思うことも。
私は20年のキャリアで、傷つかないフリが上手になりました(自慢にならん)
④働いても働いても給料は増えない
看護師の仕事は、働いても働いても給料は増えませんよね。
ナースコールたくさんとっても、たくさんケアしても、自分の給料は何ら変わらないのです。
けど、自分よりお局様の勤続年数が多いと、そのぶん基本給が高いし給与だっていい。
働いているのは私の方なのに…!
と思っても、現実はそうなのです。
看護師の給料って割に合わねぇぇぇぇって嘆きたくなりません?
⑤命の重み・責任が大きい
当たり前ですが、看護師という職業柄、命の重みや責任感はすっごく感じます。
だから給料を上げてくれっていうわけではないですが、人の命の重みを感じているからこそ、自分自身の命を削っていくような感覚も。
私は退職して、心がものすごくラクになりましたよ
薬にも、点滴にも気を使う必要はない。
血圧管理だとか、呼吸器の管理だとか、命の重さから一旦離れると心はこんなにも軽くなるんだなと実感しました。
⑥夜勤や変則勤務が多い
看護師は夜勤や変則勤務が多いですよね。
早出や遅出、スーパー日勤に夜勤など。
生活リズム狂いますよね…
生活リズムが日々異なると、自分自身の体調もコントロールが難しくて。
独身の頃は何も思っていませんでしたが、結婚し子どもができるとなおさらそう感じます。(年をとったのも関係あるだろうけど)
だから子育てしながら夜勤しているママは本当にすごい!
もっと上の人達は認めてくれたっていいよね!!
⑦結局は残業ありき
そう、看護師は結局残業ありきなんですよ。
今、時間外労働に関してようやく厳しくなりつつありますが…
サービス残業なんて当たり前ですよねぇ。
始業開始前に情報収集、薬の準備は当たり前でした
でもそれに給与は発生しない。
タイムカードはあってもそれは労基のため?スタッフのため?誰のため?って感じですよね。
看護師の実際の給与問題
看護師の給与が割に合わないといっても、実際はどうなんだろ?って気になりませんか。
令和4年 賃金構造基本統計調査によると、夜勤なしで働く看護師の平均年収は426〜456万円でした。
夜勤ありの平均年収が508万円なので、日勤のみの看護師と約52〜82万円の収入差があることがわかりますね。
収入差80万円としたら、毎月6万円も差があるんですって…!
個人的には日勤のみも相当きついですけどね。
入院、オペ出し、保清は日勤業務なので体力的にしんどい。
5連勤の最終日とか足クタクタ…
とはいえ、看護師で年収1,000万円も夢じゃありません。
気になる方はこちらをどうぞ!
看護師の給料をアップする5つの方法
では、実際に看護師の給料をアップする方法はあるのか?
私が考える給料をアップする5つの方法をご紹介します。
1 夜勤の回数を増やす
看護師の給料を増やすならば、残業する+夜勤の回数を増やすのが一番はやく効果が得られます。
看護師は夜勤してなんぼってところがありますよね…
夜勤が苦ではない方は、夜勤を増やすといいでしょう。
私も以前は夜勤専門で働いていたこともありますが、生理が不順になったり、肌荒れしたりとホルモンバランスが乱れました。
夜勤の回数を増やす場合は、ご自身の体調をよく考えてから増やしてくださいね。
2 キャリアアップする
あなた自身がキャリアアップすると、加算が入り給料もアップします。
認定看護師などを取得すると、あなただけでなく職場も嬉しいですね。
看護師としてスキルアップをしたいならば、キャリアアップもぜひ視野に入れておきましょう。
3 残業をしっかり付ける
働いた分しっかり給料を得るには、残業した分は必ず付けることが大前提として必要です。
私の職場では、残業は師長へ報告後、OKもらった方のみ残業申請できるといシステムでした。
面倒なので師長には報告せず、タダ働きってこともありましたね…
されど30分でも残業はしっかり付けるようにしましょう。
残業代もバカになりませんよ。チリツモで増えていきます。
4 副業をおこなう
看護師の給料は大体決まっていますよね。
夜勤の回数で給料は決まるし、毎月10万以上もの変動がある、、なんてことはないでしょう。
昇給すらちょっぴりだもん…
今の給料よりもさらにアップしたい場合は、副業するのも一つの方法です。
昔に比べて副業も当たり前の世の中になってきましたが、なかには副業禁止の職場もあるでしょう。
副業をする際は、現職場の規定をしっかり確認してから行うようにしてください。
副業にはブログやライターなどさまざまあります。
看護師以外の道を切り開くチャンスかもしれませんよ。
5 給料が高い職場へ転職する
時には職場を変えることが、最も効果的な収入アップの手段となります。
自らのスキルや経験を活かせる、給料水準が高い病院や施設への転職を検討しましょう。
今の職場だけがすべてではありません、いろんな職場があります。
私の友人は転職して3万円ほど給料が上がったと喜んでいました
給料が高い転職先をチェックするなら、ナース専科 転職
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私は3回転職しましたが、とレバウェル看護は必ず登録して比較するようにしています。
看護師の給料が割に合わないと思ったら|まとめ
退職して感じた、看護師の給料が割に合わないと思った理由をまとめました。
- 華やかな仕事に見えて重労働
- 体力がまじで必要
- メンタル強くないと心折れる
- 働いても働いても給料は増えない
- 命の重み・責任が大きい
- 結局は残業ありき
- 夜勤や変則勤務が多い
看護師としての給料が割に合わないと感じたなら、状況を改善するためのさまざまな方法があります。
まずは自身の働き方を見直すことから始め、収入アップを目指していきましょう。
重要なのは、自身の価値を正しく評価してもらえるよう、積極的に行動することです。
私は看護師を辞めるという決断にいたりましたが、またそのうち復帰するでしょう。
そのきはまた、自身にとって給与が割に合うかしっかり見極めていきたいと考えています。
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