シングルマザーだからって子どものためにがむしゃらに頑張らないといけないの?
子育てだけでもつらい時があるのに仕事までキツイのは耐えられないよ…
こんな悩みを抱えていませんか?
ママが無理をし続けていると、子どもはママのストレスを感じとってしまいます。
子どもの前では笑顔でいたいですよね。
この記事では、実際にシングルマザーであるわたしのリアルな本音や体験談を赤裸々にお伝えしています。
辞めたい時にはどうしたらいいのか、転職の時の注意点なども説明しているのでぜひ参考にしてみてください。
シングルマザー看護師:ハル
プロフィール
看護師歴20年、シングルでの子育て卒業のハルです。
シングルで看護師して育児するのは大変!
子育ての時間はアッという間に終わり、子ども達の可愛い時代を見逃したような気もしています。今、育児と看護をがんばるママさんを応援したい!
【体験談】シングルマザー看護師が辞めたい理由
私が「辞めたい!」と強く思ったタイミングは2回あります。
正直に話すといつも辞めたい気持ちとの戦いでしたが…。
私は3歳違いの兄妹を育てるシングルマザーです。
1度目に辞めたいと思ったのは下の子が学童拒否をしはじめた時。
上の子が4年生になり学童保育を卒業しました。
すると下の子は「お兄ちゃんは学童行かないのになんでわたしだけ!」と、早くも1年生で学童に行かなくなってしまいました。
4年生の男の子が1年生の妹のお世話をするわけもなく、下の子ひとりでお留守番することが多くなりました。
下の子と一緒にお風呂に入っている時に「ママ、お仕事やめて」と
私に涙を見せないよう泣いているのを見て心が強く痛んだのを今でも覚えています。
2度目は下の子が中学に入り、不登校になったとき。
これは深刻でした・・・
同じ時期、上の子は目標を持ち大学受験のための塾通いをはじめていたところです。
下の子が不安定な時期にそばで寄り添っていたいと考えていましたが、経済的な負担が大きくて看護師の仕事は減らせません。
しかし、下の子は学校へ行くのか行かないのか毎日わからないような状態でした。
不登校を受け入れられなかった私は子どもと言い合いになることも多く、下の子にはつらい思いをさせたと思います。
子どもたちの教育費や生活費のために看護師として働いていましたが、仕事を辞めて子どものそばにいたいと強く感じてました。
看護師を辞められない理由
子どもから「お仕事辞めて」と言われた時も、不登校になった時も、私は転職することも辞めることもできずに働き続けました。
子どもにはたくさん我慢させてしまったと思います。
もしかしたらもっといい環境があったのかもしれません。
働き続けた理由はやはり経済的なことです。
養育費はもらっていなかったので、夜勤を始めるまでは基本給のみの給与と児童手当、児童扶養手当を使ってもギリギリの生活でした。
夜勤をやり始めると給与は増えてきましたが、子ども達の学費がかかる時期に突入しており辞めることは出来ませんでした…
辞めたい思いを解決する方法
「辞めたい…」「今の働き方を続けるのはまずい」と、多くの心配事をかかえながら働くことほどつらいことはありません。
働かなければいけないのなら、せめて働く環境は整えたいですよね。
子供が小さい時はなるべく残業が少ないところ、時間の融通がきいたり夜勤が少ないなどの条件が優先されます。
子どもが大きくなると、働く条件は減ってくるので給与優先で選ぶことができます。
かわいい時期を見逃さず、子どもが困っているときには寄り添えるようにしたいですよね。
そのためには自分と子どもの状況に合わせた働き方をすることが大切です。
子どもはアッという間に大きくなってしまう…
つらい環境で心身をすり減らして頑張っていないで早めに転職サイトに相談してみましょう。
自分では見つけられなかった職場や働き方があるかもしれません。
当サイトのおすすめ転職サイトランキングはこちらです。
シングルマザーが転職するときの注意点5つ
転職活動は勇気がいりますし、時間もかかりますので失敗は避けたいですよね。
転職した後で「なんか違う!」とならないように注意することがあります。
- 給与
- 勤務時間
- 夜勤の有無
- 人間関係
- 目標
以上5点について、詳しく説明していきます。
①給与
当たり前ですが生活ができるだけの給与は必要です。
基本給がいいのに越したことはありませんが、夜勤手当を貰えてやっと生活できるレベルという病院も少なくありません。
夜勤ができるのであれば夜勤手当はいくらか、夜勤を何回勤務すると生活できるのか、など具体的に計算してみましょう。
夜勤ができなくても、透析を行うクリニックや美容外科などは基本給が高めです。
児童手当や児童扶養手当、ボーナスなどの収入も合わせれば生活できますよね。
病院のホームページを見ると手当は記載されていないことが多いです。
面接の場で給与や手当のことは聞きづらいこともあるので、事前に転職サイトでリサーチしちゃいましょう!
おすすめの転職サイトは「
理由は求人件数NO1で、相談実績もとても多いから。
関連記事:【100人に調査】レバウェル看護の評判は?口コミから分かるメリット・デメリットを徹底解説!
②勤務時間
勤務時間もとても重要です。
子どもを職場外の保育園や託児所に預けているのなら尚更です。
どうしても急に残業になることもありますが、子ども供が小さいうちは残業は少ない方がいいですよね。
最近は託児所が併設されている病院も増えてきています。
託児所付きの病院は子育て中の看護師が多く、子育てへの理解があるので働きやすい環境です。
もし、託児所が併設されていない場合は子育て中であることを話し、病院側に理解してもらう必要があります。
とりあえず採用されることを急ぎ、病院側の条件ばかりをきいてしまっては、後々つらい思いをするのは自分と子どもです。
急いで決めると後悔するよ・・・
③夜勤の有無
シングルマザーの場合、夜勤ができるかできないかは環境に左右されると思います。
通勤できる範囲内に24時間の託児所が併設されている病院があったり、家族が子どもをみてくれる環境であれば夜勤が可能です。
逆に手助けのない環境であれば夜勤は不可能です。
しかし、前述したように夜勤をやらなければ、子どもを育てられないわけではありません。
一時的に夜勤ができない時期もあるかもしれません。
でもね…
子どもはアッという間に成長して「お母さん、働いてきていいよ。お留守番できるから」と言われてしまうくらい頼もしくなる時期がやってくるんです
今は、自分に与えられた環境の中で無理のないように働きましょう。
こちらの記事では、実際にシングルマザーの夜勤はどうするべきか詳しく書いています。
夜勤に悩むママはぜひ読んでみてくださいね。
関連記事:シングルマザー看護師の夜勤はどうするべき?子どもに合わせた働き方を選ぼう!
④人間関係
少々仕事がきつくても人間関係がよければ頑張れてしまうことはありませんか?
人の悩みのほとんどは人間関係です。
ただでさえ忙しくて心労も多い子育てなのに、これ以上悩みは抱えたくないですよね。
しかし、人間関係はその環境に入ってみないとわからないことが多いです。
知り合いが希望の転職先に勤めているなら聞いてみるのもいいですね。
職場の雰囲気がわかり、入職したあとに「こんなはずではなかった…」とギャップを感じることがなくなります。
自分が今なんのために働いているのかを考え、ストレスになる関係からは距離をおくことを意識していた方が、自分の心を守ることができます。
人間関係で役に立つのはスルースキルです!!
「今、私は子どもを育てるために働いているから噂話につき合っている暇はない」という強い信念のようなものを持っていると自分のストレスを軽くしますよ。
⑤目標
これは経済面などの条件が最低限クリアされている上でのことですが、自分が関心のある分野がはっきりとしているのであれば、その分野の職場を選ぶ方がいいと思います。
仕事への意欲もわきますし、少しつらいことがあっても頑張れると思います
子育てが終わったらその分野のプロフェッショナルを目指すこともできるでしょう。
目標のほかに、少し先の予定を立ててみるのもおすすめです。
「子どもが◯歳になったら認定看護師になる!」「アロマの資格をとる!」など、子どもにかかる出費が減ってきたら今度は自分に投資しましょう。
シングルマザーと看護師の両立は「働く環境」が大事!
子どものためにと体を酷使して働くことも時にはあるかもしれませんが、日常的に続けてしまうと自分がパンクしてしまいます。
自分がパンクしてしまっては子供との生活が破綻しちゃうよ・・・
仕事を終え、帰宅した時に笑顔でいられるようなお母さんでありたいですね。
子どもはとても敏感で、お母さんのストレスを感じ取ります。
「お母さんは自分のためにつらい思いをしている」と子どもが悲しい思いをしないように笑顔を作れる余力は残しておきたいですね。
子育ては手をかける時期が終わると、お金がかかる時期に入っていきます。
子どもの選択次第では教育費用は大きな額になります。
自分の体を大切にしながら長く看護師を続けていけるような環境をえらびましょう。
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