- 私だけこんな風に感じるのかな
- 他のHSPの人はどんな風に感じているんだろう
- 他のHSPの人と悩みを共有したいな
HSPのあなたは、普段こんな風に感じることはないでしょうか?
この記事を書いている私もHSPです。
私自身、このような悩みを日々感じて過ごしていました。
看護師に向いていないのではないかと自問自答しながら働いています。
でも、HSPの人の悩みを知ることで自分だけではない!ということがわかり安心することができました。
HSPの人の感じていることや悩みを一緒に共有しませんか?
- HSPあるある(基本編)15選
- HSPあるある(看護師編)15選
この記事を読むことで、HSPの人が悩んでいること、感じていることを知ることができます。
ぜひ最後までご覧くださいね。
HSPあるある15選(基本編)
まずは日常よく遭遇するHSPあるある15選をご紹介します!
みなさんにも当てはまる内容があるはずです。
対策も書いているので参考にしてね!
①人と会うと疲れる
仲の良い人でもHSPは人に会うとぐったり疲れてしまいます。
対策:人と会った日や翌日は一人でゆっくりとした時間を過ごす。
早めの就寝やスローテンポの音楽、アロマオイルでリラックスタイムをつくりましょう。
②まぶしい光が苦手
HSPの人は光に敏感です。
部屋のライトやまぶしい光を苦手に感じる人も多いです。
対策:カーテンで明るい光を遮断する。
電気の種類をまぶしすぎないものに変える。
③大きな音が苦手
HSPの人は聴覚に敏感です。
電車の音や飛行機の音、雷の音に驚く人も多いです。
対策:自分の苦手な音の種類について把握する。
苦手な音には近づかない。
イヤホンを使用する。
最近はノイズキャンセリング機能付きイヤホンも数多くあるから活用しよ!
④気にしすぎると言われる
HSPの人は深く考える特性があり、周囲の人から「考えすぎ」と言われることがよくあります。
深く考えすぎる思考が危機回避につながることもあります。
対策:HSPの特性であると自分に言い聞かせる。
考えすぎてしんどいときは、他のことに目を向けてみる。
⑤自分のペースを乱されるのが苦手
HSPの人は自分のペースを守りながら行動していることが多いです。
そのため、自分のキャパシティを超える仕事や一度に大量の仕事を依頼されるとパニック状態になります。
対策:自分のキャパシティの把握をする。
自分のキャパシティを超える仕事は受けない。
⑥責任感が強い
HSPの人は完璧主義の傾向にあります。
そのため、責任感を強く感じることが多いと言われています。
何でも計画的に完璧にこなそうとして、少しでもミスがあると落ち込んでしまう!
対策:完璧を求めず、8割ほどできればよいと考える。
理想を高くし過ぎない。
⑦自己肯定感が低い
HSPの人は完璧の裏返しとして、自己肯定感が低い人が多いです。
理想が高く、その理想に到達できなければ、深く落ち込んでしまう傾向にあります。
何かにつけて「自分が悪い」と自己卑下してしまう傾向の人が多いね…
対策:自分のできることに目を向けてみる。
問題が起こったときは、客観的にその問題に向き合ってみましょう。
⑧他人に振り回されやすい
HSPの人は批判や他人に嫌われることを極端に恐れている傾向にあります。
そのため、意に反したことでも反論できなかったり、相手の言いなりになってしまうことも。
対策:自分はどうしたいのか?と問いかけてみる。
自分にとっての味方は誰なのか?と考えてみましょう。
⑨他人の感情に左右されやすい
HSPの人は共感力が高く、他人の感情を自分事のように感じてしまうことがあります。
とくに怒りや悲しみといったネガティブな感情に強く影響を及ぼします。
対策:他人との距離感を意識する。
悲しいニュースから距離をおく。
機嫌の悪そうな人や否定的な人にはなるべく近づかない。
⑩怖い番組が苦手
HSPの人は刺激に敏感で共感力が高い人が多いです。
そのため、恐怖やつらさ、悲しみを伴うテレビ番組や映画を苦手とする人が多い傾向にあります。
対策:自分の苦手な分野を把握し、苦手なジャンルから距離をおく。
⑪空気を読んで行動する
HSPの人は他人の顔色や発言を敏感に察知する特性があります。
この特性はHSPの長所ではありますが、疲れる原因にもなることも…。
相手の言動に敏感に察知するがゆえに、相手の反応を意識した行動をしてしまうんだよね
対策:常に自分の感情について問いかける癖をつける。
時には自分中心思考になってみる。
⑫他人のことがほっとけない
HSPの人は他人が困っていると自分事のように感じてしまう優しい人が多いです。
そのため、周囲の悩みを自分の時間を使ってまで聞いてしまうことがあります。
悩みが解決できなければ、自分自身が深く落ち込んでしまいうことがよくあります。
対策:他人の話を聞いても解決しようと思わない。
自分のできる範囲で行う。その後の解決は相手の責任であると考える。
⑬集団行動が苦手
HSPの人はひとりの時間を大切にしている人が多いです。
そのため、学校生活や会社での集団行動が苦手です。
理由は周囲に気を使いすぎるため、心が疲れてしまうからです。
対策:集団行動が必要とする場を避ける。
必要に迫られた場合は一人時間を意識的につくる。
⑭大勢の前で発言するのが苦手
HSPの人は、他人の意見に左右される傾向にあります。
そのため、大勢の人の中でたくさんの意見があればあるほど、自己主張しづらくなります。
他人と違った意見を言って混乱させないか?場の空気が変にならないか?など様々なことを考えて、自分の意見を発言するきっかけを失ってしまうのです。
対策:集団行動が必要とする場を避ける。
必要に迫られた場合は一人時間を意識的につくる。
⑮すぐに泣いてしまう
HSPの人は共感力があり、敏感な感性の持ち主です。
自分の想いがあふれてきたときに、場所を問わずに泣いてしまうことがあります。
子供のときならまだしも、大人になると悩みの種になることもあるのではないでしょうか?
対策:自分の意見をジャッジしない。
無理に感情をおさえつけない。
泣きたいときや涙があふれても大丈夫だと考える。
HSPあるある15選(看護師編)
続いてご紹介するのは、看護師編あるある15選です。
こちらもご自身に当てはめながらご覧ください。
対策も参考にしてね!
①人に見られていたら緊張する
HSPの人は、人に見られていると緊張し本来の力を発揮できないことがあります。
とくに新人時代や新しい環境で、看護師に見られる場面に遭遇することが多くあります。
対策:できることはしっかり意思表示して、見られる環境を最小限にする。
見られると緊張してしまうことを相手に伝えておく。
見られていることをできるだけ意識しないように心がける。
②患者、家族の気持ちに共感しすぎる
HSPの人は共感力が強いです。
患者や家族からつらい辛い思いを聞くと、その感情を自分事のように感じてしまうことがあります。
対策:他者と自分の感情を分離する。
心に抱え込みすぎない。
③人に助けを求められない
人に助けを求めることを申し訳ないと思ってしまうのもHSPの人の特性です。
そのため、何事も自分ひとりで解決しようとしてしまいますうのです。
対策:人に頼ることは「権利」であると考えましょう。
また、看護は「チームで行うもの」という認識をつねにもっているのもよいでしょう。
④モニターの音が苦手
HSPの人は音に敏感な人が多いです。
とくに、独特な音と緊張感のあるモニターの音は不快に感じる人が多いです。
看護師なのにモニターの音が苦手なんて看護師失格では?と感じる人もいるかもしれませんが、看護師の仕事はひとつではないので大丈夫ですよ
対策:モニターを扱わない部署に変わる。
⑤急性期など素早い判断が求められる部署が苦手
HSPの人は深く考える傾向があります。
そのため、どうしても判断が遅くなりがちです。
看護師では瞬時の判断が問われる場面も多く、悩まれている人も多いのではないでしょうか?
対策:自分に合った部署を見つける。
苦手な分野を無理に克服しようとしない。
⑥痛みが伴う処置が苦手
HSPの人は注射の針をみたり、痛みの生じる処置をみると、自分の事のように痛みを感じることがあります。
そのため、注射など痛みを伴う処置をすることを苦手とする人もいます。
対策:処置の少ない職場を探す。
HSPの人は他人に依頼するのが苦手だけど、苦手な処置は依頼することも案のひとつだよ
⑦不規則勤務
HSPの人はペースを乱されることが苦手です。
そのため、夜勤のある仕事を苦手とする人も多くいます。
無理に仕事をし続けると、体も心もボロボロになってしまうことになります。
対策:不規則不規勤務のない職場に変わる。
⑧たくさんの人とのコミュニケーション
HSPの人はたくさんの人と会話をすることを苦手とすることが多いです。
看護師なのに、コミュニケーションが苦手なんて…と思って落ち込む人もいるかもしれません。
しかし、ただコミュニケーションが苦手というわけではなく、大勢のなかでのコミュニケーションが苦手なだけなのです。
1対1のコミュニケーションなら得意という人が多いのです。
対策:スタッフの数の少ない職場を選ぶ。
ゆっくり患者さんと向き合える職場がおすすめ。
⑨ミスに怯える
看護師は人の命にかかわる仕事です。
そのため、少しのミスが命取りになることもあります。
ミスは防ぐべきものでありますが、極端に恐れ過ぎると、さらなるミスを生み出す原因になります。
HSPの人は深刻に考える傾向があるため、最悪なことまで考えちゃう…
帰宅後に電話の音に怯えることもよくあることです。
対策:仕事後はしっかり確認をしておく。
仕事後に不安に襲われたら、何度も確認したことを思い出す。
最悪なことは99%は起こらないと考える。
⑩急変の対応が苦手
HSPの人は自分のペースを乱されると混乱してしまう傾向にあります。
看護師として働くなかで、急変時の対応を苦手としている人も多いのではないでしょうか?
看護師として働いている以上は完全に避けれませんが、急変のリスクを最小限にする職場はあるはずです。
対策:急変の少ない職場へ変わる。
急変時の対応について基本的なことは書き出しておく。
⑪カンファレンスで発言するのが苦手
看護師として働くうえで大切なのが、スタッフ間での情報共有の場でもあるカンファレンス。
しかし、HSPの人は大勢の場で発言するのが苦手な人が多いです。
場の空気を読んだり、相手のことが気になったりと、発言するチャンスを逃してしまうのです。
発言できないことで、自己嫌悪に陥ることもあります…
対策:いきなり大勢の場で発言するのではなく、少数の場から発言してみる。
日頃から自分の考えを言語化しておく。
⑫スタッフのイライラを感じる
HSPの人は、他人の言動や雰囲気を敏感に感じとります。
とくに、業務が忙しく周りに余裕がないときは、看護師のイライラやピリピリ感を敏感に察知してしまいます。
それがストレスにつながっちゃう〜
対策:ゆったりとした職場に変わる。
個人で業務ができる職場へ変わる。
自分の仕事に集中する。
⑬患者さんのために頑張りすぎる
HSPの人は、人一倍頑張り屋さんです。
共感力も強いことから、患者さんのために頑張り過ぎてしまう傾向にあります。
対策:できることとできないことの区別をつけておく。
自分のできる範囲で頑張る。
⑭マルチタスクが苦手
看護師は同時に様々な業務をしなければならない場面が多くあります。
HSPの人は同時に様々な仕事をするのが苦手な人が多く、パニックになることも。
対策:マルチタスクはできないと心得ておく。
優先順位を考えてひとつずつ仕事を終わらせる。応援を依頼する。
⑮報告時のタイミングに迷う
忙しい業務のなかで、リーダー看護師への報告は難しいことです。
とくにHSPの人は他人の表情や言動に敏感なので、様々なことを考えます。
ビクビク、ドキドキしながら報告することも多いのではないでしょうか。
対策:緊急でなければ、落ち着いてから報告する。
緊急を要するときは、緊急であることを最初に伝えて端的に報告。
【まとめ】HSPあるあるを知り理解を深めよう!
HSPあるあるについて30選紹介しました。
同じような悩みがあったのではないでしょうか?
少数派のHSPの人にとっては、圧倒的多数の非HSPの人との生活は違和感を感じることが多くあったと思います。
しかし、HSPという視点で見ていくと、あなたの感じていたことや悩みは不思議なことでもなく、おかしなことでもないのです。
HSPの人が当たり前に感じていることなのです。
HSPの人が感じていることや悩みを共有することで、自分の感じていることや考えに自信がもてたのではないでしょうか?
何かと生きづらいHSPという特性ですが、少数派であるからこその貴重な視点と社会に役立つ能力があるのです。
ぜひ、その能力を最大限に活かした生き方で、これからも楽しく人生を歩みましょう!
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