- 自分は HSPだから看護師に向いてない
- HSPだから看護師ってつらい…
- 看護師として働きにくい
と悩んでいませんか?
この記事を書いている私自身もHSPです。
HSPであることを感じながら、現在も看護師として日々奮闘しています。
しかし、自分の強みを知ることで働きやすくなったと感じています。
自分の強みを知るって繊細さんには重要!
この記事を読むことで、HSPだと感じる人が看護師に向いてない理由や自分の強みを知りどのように働きかけていけば良いか分かります。
ほかにもHSPさんが働きやすい職場を厳選してお伝えしていますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
そもそもHSPって何なのか?
HSPとは、Highly Sensitive Person(高感受性者)の略称です。
繊細で感受性が高く、外界からの刺激に敏感な人々を指します。
HSPは、生まれつき神経系が繊細で、感覚器官が鋭敏であるため、音や光、匂い、触覚などの刺激に強く反応すると言われているよ。
詳しくはこの記事でより詳細に解説してるから参考にしてね!
HSPは看護師に向いてない理由5つ
HSPが看護師に向いていない理由としては、看護師の仕事って患者さんや家族とのコミュニケーションが非常に重要ですよね。
そのため、ストレスや感情的な状況に直面することが多く、HSPの方にとっては負担が大きくなる可能性があります。
また、医療現場は刺激が多く、騒音や匂い、光の刺激などが多いため、HSPの方にとっては過剰な刺激となりストレスを引き起こすことがあります。
- 女性社会でストレスが多い
- 看護師業務以外の仕事が多い
- 精神的緊張が長く続く
- 仕事を断りづらい
- 周囲に気を使いすぎる
ひとつずつ解説していきますね
女性社会でストレスが多い
年々男性看護師も増えてきましたが、まだまだ職場は女性が主体です。
女性社会特有の噂話、陰口、ちょっとした仲間外れなど…
女性社会はストレスがとっても多いですよね。
他の人達が陰でコソコソ話をしていると
私、何かしたかな…
と自分の事を言われているのではないかと心配してしまいます。
もうこれは HSPだから仕方ありませんが、看護師で生き抜くにはストレスが多いんですよね。
看護業務以外の仕事が多い
看護師は看護業務以外の仕事が多いのも特徴ですよね。
患者の世話や診療補助だけではありません。
委員会や看護研究、中堅以上になると新人指導や役職を任されたりすることも…
あれもしなきゃ!これもしなきゃ!
え…時間ないよ。どうしたらいいの…
HSPは一度にたくさんの仕事を任せられると、ストレスが増してしまいます。
仕事ができないわけではありませんが、他の人が気にならない些細なことにも気づいてカバーしてしまい時間が要してしまうんですよね。
私自身もHSP気質で働きながら、つらくて時には逃げ出したくなったりすることも。
下記の記事では私の体験談をもとに、HSPでつらいことを7つ取り上げています。
こちらの記事もぜひ参考にしてくださいね。
精神的緊張が長く続く
看護師という業務上仕方ないですが……精神的緊張が長く続きます。
HSPは敏感なので精神的緊張が長く続くことでストレスがかかりやすいです。
私も以前は急性期に勤めていましたが
心が疲弊していくばかりでした…
急性期は学ぶことも多くやりがいはありましたが、薬物管理や人工呼吸器管理、心電図モニター管理にすごく疲弊していました。
急性期で働いていたとき心が疲れて退職した経験もある……
とくにHSPは音にも敏感。
心電図やアラーム音が不快に感じストレスの原因になることもあります。
仕事を断りづらい
HSP だと仕事を頼まれても断ることができません。
ちょっと自分の仕事が忙しくても先輩に
◎◎さんのルート確保しててね〜
とお願いされたら
……はい、わかりました(内心はとてもイヤ)
とついつい答えてしまうのがHSPあるある。
他にも「HSPあるある30選|理解を深めて無理なく過ごそう」ではあるあるネタをたくさん集めて紹介しています。
HSPではない人は「断ればいいじゃん!」と感じることも
絶対出来ないわけじゃないし…
とHSP看護師だと、いろんな業務を請け負ってしまいます。
周囲に気を使いすぎる
HSPは環境の微妙な空気感によく気づきます。
あ、今日このドクター機嫌悪いな
◯◯さん、なんかイライラしてそう…
今日は話しかけたらダメだな
とすぐに気づいてしまうので、HSPは人一倍周囲に気を使いすぎてしまうんですよね。
私にイライラしてるわけじゃないのに、自己肯定感も低いため『もしかしたら何かしたかな…』と考えてしまいます。
HSPさんで心を楽にする方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
自分自身を時には甘やかすことも大事ですよ、無理しないでね
関連記事:【おすすめ10選】HSPだからこそ楽になる方法を知ろう!
HSPでも自分の強みを見つける方法
HSPは看護師に向いていないと感じますが、そうはいっても仕事として働かなければなりません。
そこで役に立ったのが「自分の強みを知る」ことです。
自分の強みって何か知っていますか?
実際に利用してみて役立った方法を2つ紹介しますね。
ストレングス・ファインダー(有料)
自己分析におすすめの書籍、ストレングス・ファインダーです。
ストレングス・ファインダーをすることによって、自分の強みや資質が分かります。
本を購入すると、中に診断コードが入っています。スマホやパソコン、タブレットで質問に回答していきますよ。
診断は非常にしっかりしており、時間も30〜40分は軽くかかります。
誰にも邪魔されない一人時間に診断するのがおすすめ!
ちなみに私の診断結果は
調和性・個別化・最上思考・分析思考・規律性
自分じゃ気づけない強みを深堀りして書籍では説明してくれています。
自分の強みを知ることで自己肯定感が高まり、看護師に向いていないと思うのではなく
まずは自分自身の個性を大切にできるようになりましたよ。
看護師に向いていないと思い悩む人は、ストレングス・ファインダーで自己分析をしてみてくださいね
私自身、買ってよかったおすすめの一冊です!
グッドポイント診断(無料)
先程のストレングス・ファインダーは有料なので、お金を使いたくない人はグッドポイント診断がおすすめです。
グッドポイント診断なら、気になったときにスマホで診断できるのが良いんですよね。
「リクナビNEXT」という転職サイトが運営しているんですけど、質問を答えることで18種類の中から自分の強みを5つ出してくれます。
診断テストを受けたからといって、リクナビNEXTから連絡がくるわけじゃないから安心してね♬
ようはストレングスファインダーの無料版って感じです。
ちなみに私の診断結果は
受容力・バランス・冷静沈着・悠然・感受性
テストは20〜30分ほどかかるけど(ストレングス・ファインダーよりは短いよ)、興味がある人は無料だから試してみて損はありません。
なぜ私がこんな「自分の強み」を推すのか…
それには理由があるんですよね。
人には【自分軸】と【他人軸】があって、HSPさんは絶対的に他人軸なんですよ。
だからこそ、看護師が向いてないって思考に陥りやすいんです。
【自分軸】で生きている人こそ、軸がしっかりあってぶれない。
女社会である看護師界隈でもやっていけるんです。
HSPさんはどうしても【他人軸】になっちゃうのは仕方がない。
その考え方を辞めよう……と思っても他人軸になっちゃうんですもん。
だからこそ、己に負けないように「自分の強み」を知る必要があるんです
私は自分の強みを知ることで『このままの自分も悪くないかな』って感じました。
自分を認めてあげるってすごく大事なことです。
HSPさんは自分の強みを見つけるのが苦手だから、ぜひこの機会に試してみてくださいね!
\自分の強みを知りたくない?/
HSP看護師におすすめの職場と向いてない職場
HSP看護師におすすめの職場と、逆に向いていない職場を紹介します。
とくに訪問看護だとひとりの時間を移動中に持つことができて、他の職場と比べてもストレスが少ないです。
でも訪問看護も多岐に渡るので、事業所によって違いはあります。
保育園もお勧めですが、看護師業務と保育業務がきっちり分かれているところがおすすめですね。
保育士さんに気をつかってばかりだとストレスになるからね!
ほかにも、一日単位で出来る単発の仕事もおすすめです。
採血や検診など一日単位でできる仕事は人間関係を気にすることがなく 、HSPにとって適切な職場ですよ。
詳しくは、HSP看護師の適職はどこ?おすすめの職場・特徴7つを徹底解説!でも解説しています。
HSP看護師が働きやすい職場を探す方法
もう今の職場は無理…
働きやすい職場に行きたい!どうしたらいい?
HSP看護師が働きやすい職場を探す方法は 、転職サイトを利用することです。
ハローワークや求人情報で職場を探しても、実際の内部事情はわからないんですよね。
でも転職サイトを利用することで、病院のホームページだけじゃ得られない情報を転職サイトの担当者に直接確認することができます。
だからこそ、今のうちから転職サイトに登録だけはしておくのをオススメします。
どこを利用するか迷う方は、
理由は求人件数がどこよりも多いから。ようは求人件数が多いということは、選択肢も多いってこと。
ちなみにナース専科 転職(旧・ナース人材バンク)はLINEでもやり取りできるから、本当におすすめです。
電話は苦手なの……
こんな人は、
私も登録していますが、一切電話連絡ないから情報収集にもってこいです!
こちらの記事では、HSPが転職サイトを利用する際の注意点を詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
あなたに向いてる職場は必ずあるから大丈夫!
HSPは繊細で周りに気がつくので、一般的には看護師に向いていると言われがちです。
でも私はそうは思いません
繊細だからこそ、看護師という業務は時に残酷で自分自身の心までもダメージを受けてしまいます。
だけど、あなたにとって働きやすい職場は絶対にあります!
看護師の転職は資格さえあれば何度だって挑戦はできますよね。
今の職場で働きづらさを感じてるのならば、我慢する必要はありません。
働きやすい職場を探してみましょう!
コメント
コメント一覧 (2件)
自分に当てはまりすぎて涙が出てきました…。
混合病棟の急性期に居ます…。
元々、助産師になりたかったのですが、受験に失敗し就職しました。
でもHSPだと助産師も辛いのかな…と思ってきました。今の病院は辞めたいですが、金銭的なこともあり、しかもまだ1年目なので他に転職も難しいかなと思い耐えながら働いています。
るんさん
コメントありがとうございます。私も混合の病棟の急性期に働いていた経験がありますが、内科も見ながら外科も見て。色んな先生にも関わらなきやいけない…本当にストレスでしかないですよね。
助産師も狭き門で、私の周りにもなりたかったけど受験に落ちた後輩がいます。HSPだと看護師も助産師もきついですよね。助産師の方が責任も強く、なかなかハードじゃないかな〜と個人的には思っちゃいます。
今の職場は辞めたいとのこと。金銭的なこともあるならまずは出来る範囲で貯金して早く辞めちゃいましょう!でも二年目になると、少し気持ちが楽になる可能性もありますよ♡
るんさんが心が疲れて疲弊しないように、無理しすぎないようにしてくださいね。私で良ければいつでも聞きます!またコメントくださいね(*^^*)